アロマテラピーの健康効果
人が香りを感じる仕組みは、空気中に漂う香りの成分が呼吸と共に鼻に入り、その香りの成分が鼻の嗅粘膜に溶け込み、香りの成分を情報として嗅細胞がキャッチします。その後、嗅神経・嗅球・嗅索を通り、大脳(大脳皮質や大脳辺稼系)に伝えられ、人は香りを感じます。香りの刺激によって、集中力が高まったり、鎮静効果をもたらしたりします。
また、アロマテラピートリートメントなどでは、精油成分が皮膚から働きかけることもわかっています。
他にもアロマテラピー(トリートメントを含む)によって、免疫力に関係するNK細胞活性値が上昇したり、女性ホルモンの一種であるエストロゲン濃度が増加したり、月経痛が改善したり、メラニン産生を抑制したり、副交感神経の高まりによって動脈機能が改善したりなど、多くの身体への効果が報告されています。ただし医療域では、あくまでもアロマテラピーは補完的な役割であり、他の療法を組み合わせることで統合医療として貢献できるといわれています。
◆集中力を高めたいときに
ペパーミント
レモン
ローズマリー
ユーカリ
◆眠れないときに
カモミール
ネロリ
マージョラム
ラベンダー
◆やる気が出ないときに
クラリセージ
グレープフルーツ
ジャスミン
◆元気がないときに
グレープフルーツ
カルダモン
レモングラス
ローズマリー
教室でのアロマテラピー
①デュフューザーで芳香浴
②ストレッチの後に月ごとのテーマの
アロママッサージオイルで
セルフマッサージをします。
太極拳と組み合わせることによりより一層、
心身ともにリラックスします。